嬉しい（＾ω＾）

平成23年の夏に右足の手術、翌年の３月に左足、さらに翌年両足の抜釘。
3回の手術を経て・・・・長男が再就職できました＼(^o^)／

ま、とは言っても実際は「契約社員」なので半分アルバイトみたいなもんですが(^_^;)
でも、社会復帰したことには間違いないです。
ホントに嬉しい春になりました

羽田から成田、果ては鳥取、小牧、静岡空港などの地方空港まで
本当に何社も見境なく履歴書を送りましたが、たいていは前職を手術のために
退社していて、現時点でもリハビリ中ってことで門前払い。

ははは・・・よく考えれば当たり前の話なんだけど
私も長男も「ゆっくり探そう」と口には出して言うけれど
実際は焦っていたんですね。

仕事に復帰することに慎重な長男、それでも何かしら
動いていないと不安なこともあり、採用されたらどうしようと
思いながら履歴書を送り、面接になった会社もあったけれど
跛行している長男の姿に社長さんが慎重になって
不採用になったこともありました。

そうして不採用になってどこかホッとしている長男もいる(^_^;)
私も右に同じ（；^ω^）

こんな事を1年も続けていたのですが、さすがに前向きじゃないことに
気が付いて、年末年始に近所の郵便局に年賀状の仕分けのアルバイトに
行くことにしました。

歩きとバスでの通勤、１日３～５時間程度の勤務。
それを１４日間続けたことで長男本人の意識がかなり変わりました。

「働くこと」への不安が払拭されたようです。
一時は歩けなくなるんじゃないかと思ったほど壮絶な入院生活も
経験して、３度の手術は痛みに弱い長男の心をさらに弱くしました。

社会に戻ってはたして自分が居場所があるのか・・・・口には
出しませんが、本人の不安は感じられました。
私も同じ手術を受けた同じ患者としての気持ちが
彼の弱さに寄り添えた大きな原因だと思います。

母親としての私なら「ウジウジしてないでサッサと進め」と
お尻を叩いてたかも(-_-;)
彼の不安にも気が付きもせずに・・・。

だから長男への遺伝で辛い思いをさせた償いには少しは
なったかもとれないと・・・・自分を慰めています。


今回は会社自体が新たにグランドハンドリング事業に参入する会社で
経験者と言う所で人数が欲しくて採用された感じです。
だから正直、手術のことは履歴書には書かず口頭で伝えて
会社の理解をもらったと言う・・・ちょっとした小細工をしました。

3/7から研修に入り、来月からの本格参入に向けての準備中らしいです。
今回は名古屋の中部国際空港が勤務地。
早速引っ越ししてしまって、現地で悠々自適なシングルライフを謳歌しています(笑)
最初のお給料もらうまでは仕方なく仕送り状態(-_-;)
でも元々一人暮らしをしていたので生活に関してはあまり心配してなくて
でも６月辺りに１回名古屋に行ってみようかな・・・と計画中。

そして、毎年の岐阜への検診時にももちろん寄りたい(笑)

長男の知らないところで母はいろんな計画を画策中なのである。
それもこれも長男の回復が順調で働ける幸せを彼が感じているから
私も幸せなんですね

コメント 2

おめでとうございます！
よかったですね～
綺華さんの嬉しい気持ちが伝わってきます。

２０代男子が職を得て働いているということは
傍から見れば至極当たり前なのかもしれないけれど
私は自分が就職したときも味わったことのない
喜びを感じました。
社会に受け入れてもらえた安心感というか。

長男くんはいろいろあったから
なおさら嬉しいのだとわかります。
本当におめでとうございます！


by miyuco (2014-03-26 15:04) 

>miyucoさん
ありがとうございます♪

そうなの、20代男子が働いているって当たり前なんだけど
改めて当たり前が何よりの幸せだって痛感します。
休職、入院、手術・・・そして一向に快方に向かわず
退院の目途もつかない日々に退職勧告は親子共々疲弊しました。

順風満帆な人生を送らせてあげたかったけれど
初っ端から過酷でゴメンねって思います。

今はとにかく足の状態が悪くなりませんように・・・と
１日でも長く好きな仕事を楽しく励めるようにと
毎日祈りながら彼の幸せを願っています。

by 綺華 (2014-03-27 16:08)