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乳がん手術 [乳癌]

まずは母と夫の事(^_^;)

母は絶対泣くとわかっていたので、先に妹に連絡しておきました。
冷静に明るく話をするけど、たぶんその後いろいろ考えて
悲観的になっちゃう頃に妹に連絡してもらってフォローしてもらう。
思った通り、私が話しているときは深刻そうにしていたけど
泣いたり騒いだりしなくて、電話を切った後にワンワン泣いてたみたい(;^ω^)
親不孝で申し訳なかった・・・。

でもすぐに妹から電話してもらって、母をなだめてくれたみたい。
私も妹もかなり楽観的な性格なんだけど、母は思い悩むタイプで
実際今回一番頼りになったのは妹でした。
同性の姉妹がいるってほんとーに助かります。

そして問題は夫。
エコーの結果が出た時点でかなり落ち込んでましたが、現実逃避しちゃって
何かの間違いかもしれないから確定までは信じられないと(^_^;)

確定が出たら出たで患者本人より自分の殻に閉じこもっちゃって
出てくるまで治療の話も入院の話も出来ない状態。

なんで「私」が当事者でもない夫にこんなに気を使っているのか
自分でも不思議でたまらなかったけど、正直義母を亡くした時、
口には出さなかったけど義母への対応を後悔していて、もっとうまく
フォローしてあげられなかったのか・・・自分たち(義兄と本人)の
判断が間違っていたのではないか・・・そんな風に見えました。

だから妻がガンと分かって混乱したのかもしれません。
(私オトナだわ/笑)

結果的には実際入院するまで夫の頭の中はずっと混乱状態で
入院日も手術日も説明したのにまったくの記憶違いをしていて
仕事の予定もグチャグチャでまったくなにやってんのよ・・・って
┐(´д`)┌ヤレヤレでした。




結局乳がん検診から3か月かかってやっと「乳がん」と断定されたのですが
それからは早かったです。

ずっと診てくれてた外科ぶちょーさんは「専門医に替わりますので」と言って
都内のブレストセンターのある大きな病院から来ている専門医に主治医が変わりました。

年配の穏やかな先生で、ちょっとばかりこの病院に対して不信感を持っていた私は
セカンドオピニオンを考えていたのですが、最初の診察での印象が良かったので
この先生に診てもらうために病院は変わらないことを決めました。

話は逸れるけど、医師と患者って基本対等じゃなきゃ成り立たないと思ってます。
だから病気に対して自分も真剣に考えて向き合いたいし、医師から進められるがままの
治療にはしたくないという気持ちが大きいです。

癌かもって思った時からいろいろ調べてきて、亡くなった友人の時と比べても
現在は医療も進んでいて特に乳がんに関しては治療のガイドラインが明確に決まっていて
調べれば調べるほどある程度の道筋は素人なりに理解できました。

だからこそ、知らないふりして医師がどれだけ患者に寄り添ってわかりやすく
説明してくれるが重要で、私の主治医は絵本のような冊子を手に詳しくわかりやすく
説明してくださいました。
この時点で自分の選んだ先生に間違いない自信がわいてきて、治療に対しての不安は皆無でした。

医師との相性は他人からの評価とは相反することもあり、股関節の主治医は誰もが
イイ先生だとは言ってくれなくなってしまいましたが、それでも私にとっては
かけがえのないもう一人の主治医です。

話は逸れましたが、最初の診察の時点で癌であることは間違いなかったので
すぐに骨シンチと腹部胸部CTといわゆる術前検査のもろもろの予定をテキパキと
入れてくれて、手術予定も私の都合に合わせて7月初めに決定しました。

入院は1週間と言われてました。
手術は非常勤医師の主治医によるものなので、担当の月曜日の午前が手術、
午後が診察と決まっていて、月曜日手術なので手続き上入院は金曜日になります。

なので前回の股関節の時のように「入院は術後1週間」と勝手に判断していたのです。
だから職場にもたぶん10日間くらいの入院になると思うなんて言ってました。

でも金曜日に入院しても点滴もないし検査も終わっているし、やることなくて
1日ずっと本読んでいたら池井戸さんの「ノーサイド・ゲーム」を翌朝までに
読み切ってしまいました。

土曜日の朝、今日は何してようかとボーっとしていたら朝の回診時に
「今日帰宅する?」と医師が言う。
・・・・あ、手続き上平日にしか入院ができないからあとは帰っていいんだと
理解したので、朝ご飯後に外泊手続きを取り、夫に迎えに来てもらって帰宅(笑)

猫たちと過ごし、翌日は次男夫婦が孫を連れて遊びに来てくれて
賑やかに土日を過ごして、日曜日の夕食後に病院に逆戻り。

手術前は不安で眠れないと思われて「眠剤だそうか?」と親切なナースさんが
言いますが、手術も3回目になったらある程度やることわかっていたのて゛
丁重にお断りし、テレビドラマのノーサイド・ゲームを見ながら寝てしまいました。
朝までぐっすり寝起きもすがすがしく、まさかこの後手術だとは自分でも
信じられないほどの落ち着き・・・・(笑)

母と妹と夫が見送る中手術室へGO!!

終わった後も股関節の時のような激痛もなく、全麻のため起き上がってはいけないと
いうのが唯一辛かった。
お腹もすいたし、動けないから腰も痛いし、ある意味元気な辛さがありました。

術後1日で病室に戻ると、あとはご飯も食べれて動け動けと勧められるので
点滴棒を持ちながらカラカラと病院内をうろつく。
夕方担当医(主治医は非常勤なので当病院の医師が担当に付く)が明日で点滴が
終わるので退院してもいいけどどうする?と聞く。

いやいや・・・えー???

確かに思ったより痛くないし、辛くないし、股関節の時に比べたら
何もしてないくらいにマイナス要素が全くないのも真実だけど
術後2日で退院ってあり?とちょっと動揺してしまって、じゃあ明後日で・・・と
微妙に1日延ばして術後3日で退院。

これで一応入院1週間(笑)

実質的に丸1日病院にいたのは金、月、火の3日間だけで
聞いてはいたけど、今の医療ってすごい・・・と思いました。
タグ:乳がん
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