生きてます

股関節の手術をして12年。
人工股関節になってからも10年経ちました。

昔術式の検索をして、いろんな方々の闘病記などを読ませていただいていたけれど
中には癌になってしまったと・・・と書いてあった後、更新が止まって
気が付くとブログ自体がなくなっていてとても切なくなったことがありました。
今も元気で病と闘っていらっしゃると思いたいけど、そうでない可能性もある。

で、ふと私もそう思われても仕方ない状態かも…と思い、生存宣言させていただくことにしました。
去年の10月に放射線治療を終えてからは、ホルモン剤を飲む以外の治療はなくて
3か月に1度の検診に通っています。

私の場合、閉経が遅くて実際乳がんの手術をした時点では最後の生理から
まだ1年経っていなくて、ホルモン剤って閉経してるかしてないかで薬が違うので
先生に「閉経してるよね?」と確認されるものの「正しくはまだです」と
とても言いづらかったのを覚えています。

ま、年齢的に55歳だったし、生理は止まっているので閉経後の薬を処方されて
そのまま飲んでいましたが、めでたく?再開することもなく去年閉経いたしました(笑)

色々調べると閉経が遅いっていうのも乳がんのリスクが高いらしいので
やっと終わってくれてホント良かったです。

また、人工股関節の再置換をいずれ受けねばならない身としては
閉経後の骨粗鬆症はかなり心配材料ではあります。

なのにホルモン剤を癌の治療のために飲んでいるということは、閉経後の骨にとっては
良いことは一つもないらしいので整形の主治医に相談しました。

するとやはりホルモン剤を飲んでる時点で骨密度が下がる可能性が高いので
専門である婦人科にかかると良いと・・・ある意味また他科に丸投げされまして。


ここまでが去年の話で、去年の時点では骨密度も悪くなかったので放置。
「婦人科」って女だけど・・・なんか敷居が高くありませんか?
私だけかな?

出産した病院とかならまたいいんだけど、引っ越してしまってかかりつけの病院がないって
言うのもあって、新たに婦人科を探して診察を申し込むのがメンドクサイと言うか
敷居が高かったのですよ。

でも今年、年1の骨密度検査で大腿骨の骨密度が下がっていたのでちょっと心配になり。
癌の主治医は「下がったと言っても去年が良好だったので心配はいらない」と言います。
私も股関節がなければ心配する値じゃないとわかっているけど、たぶんあと数年後には
再置換になると思われるので、骨密度がちょっとでも下がっていたら気になる。

と言うことで重い腰を上げて婦人科の予約を取りました。
はい、明後日の月曜日に行ってきます。


こんな感じで、この1年、自分が癌患者と言うのを忘れて生活するほど
元気に過ごせてます。
癌は治る時代。。。。正直、今その言葉を自分で言うのは重くて簡単に口に出せるほど
安心しているわけではないけれど、5年後、10年後に言いたいと思っています。

コメント 1

ある人気ブログの更新が急に途絶えて心配していた。
１年後にブロガーさんが亡くなっていたことが判明した。
暫くしてからブログは閉鎖され、記事も全部削除されてしまった！‥‥

拙ブログのTBにアーカイヴされていた記事の幾つかを〈ラピス・ラズリの追憶 2〉として復元しました。
（https://sknys.blog.ss-blog.jp/2017-08-16）

理想は生前に記事を書き溜めておいて、
鬼籍に入った後も何事もなかったように更新を続けることです。
「最後の記事」で、数年前に永眠していたことを読者に知らせます＾＾;

コロナ感染にも気をつけて、ご自愛ください。
by sknys (2020-11-29 20:02)